アメリカ西部の旅6
 グランド・キャニオン (5月27日)

初めてグランドキャニオンを訪れた40年前。「上から見ただけじゃ物足りない。次回は谷底まで下りてみたい」と思ったが、てんこもりのツアーでは叶うはずもなく、4年前も今回もいくつかのポイントから眺めただけで終わった。前回は近くのロッジに泊まり、夕日と朝日を見物した。雨は降っていなかったが、太陽が顔を出すことはなかった。早くから待っていたが、ただただ寒かったことしか覚えていない。標高は2,135m。今回と同じ5月だったが、朝5時頃は寒いのが当たり前かもしれない。

左はホテルのロビーに飾ってあった写真。写真の前でおどけている男性はホンモノだ。こんな写真を撮りたかったが、3回とも空振りだった。

ブライアンは若い頃に谷底まで歩いたことがあるという。「上は針葉樹林帯、下は熱帯だから気温差は10度以上あるんだよ」と言っていた。底にはコロラド川が流れているので、涼しそうにも思えるがそうでもないらしい。

バスはMather Point(マーサーポイント)の近くに止まった。このポイントを左に行けばYavapai Point、右に行けばYaki Point。どこから見ても絶景だ。

前回は気づかなかったが、Mather Pointの近くにMatherのレリーフ(左)と説明があった。

母(Mother)ではなく人名である。初代国立公園局長の名前スティーブンマーザーの名をとった。

国立公園のありかたを作った人物で、アメリカにある国立公園59はすべてマーザーが考えた自然保護の考え方を受け継いでいる。



下の地図はサウスリムのマーサーポイント付近




 
言うまでもなくグランドキャニオンはコロラド川の渓谷だが
川は見えにくい


岩の色が微妙に違う
 
 
自然の造形が見事

 
マーサーポイントは人が多い
 
鉄道でのんびりと訪れる人も多い


リスは何匹もいる 「餌はやるな」の掲示を守らない人が多い 


                                                     (2018年10月2日 記)

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