バルト3国の旅4
 

2015年7月5日(日)-7日目




午前中はタリン郊外のカドリオルク公園(タリンの地図@)に行ったあとに、旧市街のアレキサンドルネフスキー大聖堂(地図A)と聖ニコライ教会(地図B)を見学した(バルト3国の旅3参照)。

昼食後はフリータイム。夕食がついてないので、時間を気にしないで楽しめる。14名は添乗員さんと一緒に野外博物館(地図C)に行ったが、私たちは旧市街を歩き回った。スナップ写真撮影が好きな私にはフリータイムはありがたい。タリンは14〜16世紀の城壁2.5qのうち1.85qが残っているので、絶好の被写体があるはずだ。

まず聖オレフ教会(地図D)の展望台に上った。この尖塔は旧市街のどこからでも見える。展望台は60m。上りはかなりきつかったが、苦労しても上った甲斐があった。午前中に行った展望台とは比較にならぬほどの絶景だった。バルト海もすぐそばに見えた。市街地が城壁に囲まれている様子は、上から見るからこそよく分かる。下の石畳を歩く人を見るのも楽しい。(下の写真)

 


教会のそばにある三人姉妹の家(地図Eふとっちょマルガリータの塔(地図F)を写真に収めた後に、城壁に上ってみた。


三人姉妹の家
似たような3軒が並んでいる
 

ぐとっちょマルガリータの塔
海洋博物館になっている
 


有料の場所もあるらしいが、私たちが上った2か所は無料だった。売店に誘導するためだったかもしれない。城壁から下を歩いている人も絵になる(左)。

石畳と石壁はそれだけでヨーロッパ。ラエコヤ広場から少し離れたこの辺りは、観光客が少なくなる。壁を背景にした人物を撮ろうと30分以上ねばっていた。30分もいれば、ステキなカップルや服装の色合いが良い人が通ってくれるものだ。満足のいく数点が得られた。(下の3枚)

ラエコヤ広場(地図G)に戻り、ピック通りのカフェでお茶を飲んだ。写真を撮った城壁付近とは違い、観光客がひっきりなしに通る。道行く人を眺めながら、少し疲れた足を休めた。


最後に広場の近くにある教会(地図H)に寄ってみた。外壁にある時計は1684年製で、4隅に4人の福音者がい
る。「中世の雰囲気を残している。字が読めない庶民のための教会で、聖書の内容が54枚の絵になっている」というガイドブック通りの素朴な教会だった。コンサートを聴けたのもラッキーだった。

ホテルと旧市街を結ぶ地にはのっぽのヘルマン(地図I)と言われるトームペア城が建っている。13世紀に騎士用の城として建てられた城で、今見るのは18世紀の再建。政府の一部と国の機関が入っているので見学はできない。足が疲れてきたので7時過ぎにはホテルに戻った。   <タリンのパークインホテル泊>
                                        (2016年11月16日 記)


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