行きあたりばったり銅像めぐり
  62回

   大隈重信 その2

大隈重信像 大隈重信は21回の銅像めぐりで、取り上げた。佐賀市を訪れた時に、彼の生家そばに立つ像に出会った。

大隈重信像 今回の大隈重信像は、東京新宿区の早稲田大学構内にある。この像の近辺には何度か訪れているし、写真も撮ってあったが、書く機会を失してしまった。最近、早稲田周辺の話題が私の掲示板で飛び交ったこともあり、書く気になった。

 佐賀の像は大礼服姿だが、ここの像はガウン姿(左)である。1932年に早稲田大学創設50周年と10回忌を兼ねて作られたという。

 杖をついているのは、暴漢に襲われて右足を失ったからだ。そして大学にふさわしく、ガウンを着て角帽(右上)を被っている。大学総長時代の姿を、朝倉文夫が銅像に仕上げた。