ブルネイの旅3 
 

2019年7月23日(火

市内観光の続きを書いている。ニューモスクの次はロイヤル・レガリアへ。歴代国王の財宝などを保存するために、現国王即位25周年の時に作られた。ブルネイの歴史や国王の家族の紹介写真や所蔵品を展示している。豪華な財宝も飾ってあったが、2階は撮影禁止。1階には現国王が即位パレードに使った車がでんとおいてあった。


ロイヤル・レガリアの内部  床がぴかぴかなので鏡のようだ
 

現国王が即位の時に使った車



昼食はショッピングモール内のレストランでビュッフェ。添乗員が「絶対に食べて」という伝統食のアンブヤはサゴヤシの樹液に含まれる澱粉から作ったもので、それ自体には味がない。

モール内でのフリータイムでは、スーパーマーケットで買い物。ほとんどの人は海老チップスやチョコレートを大量に買いこんでいた。最近土産物を買わなくなった私には驚きだが、付き合いを潤滑にするには、土産も必要かもしれない

午後は首都のバンダルスリガラワンにある船着場でボートに乗り、カンポン・アイルという水上集落へ。左は添乗員の手作り地図だが分かりやすい。白い部分はマレーシアである。ブルネイは飛び地になっている。

泊まっているエンパイアホテルは、中心地から離れた南シナ海に面している。

カンポン・アイルは、16世紀頃からあったという。熱帯雨林の猛獣に襲われる心配もないし、蚊などもいない。台風の通り道になっていないなど住環境は抜群だ。

以前は何万人も住んでいたが、次第に減り今は9,000人ぐらいが生活している。

水上生活というと、文明から取り残されたイメージがあるが、ここには学校も病院もモスクもある。電気も通っているので、電化製品もある。各家庭にモーターボートがあり、わずかな時間で陸地にいける。1軒のおたくを訪問して、手作りのお菓子とお茶をごちそうになった。



 
お出かけ

 
魚を捕っているのかゴミを集めているのか
 
水上にはモスクもある

 
学校帰りの子どもたち
 
近代的な水上家屋は日本の建築会社が建てた
 
招かれた家の台所


4時頃にはホテルに戻った。ホテルのバギーに乗り、ホテルの敷地や施設を見学。東京ドーム4個分の広さだという。南シナ海に面している敷地は、椰子の木とあいまって南国情緒たっぷりだった。



夕食はバスで30分以上移動して、マレー中華のレストランへ。この中華料理は冷めているうえに味も良くない。不満をもらす人が多かった。

       <ブルネイのザ・エンパイアホテル泊>    (2020年2月16日 記)

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