ポルトガルの旅 11
オビドス・そのほか

 ポルトガルの旅は、10で終わりにするつもりでした。同じころにポルトガルに行った友達が「オビドスはいつ載せるの」と催促。オビドスの場所は、ポルトガル1の地図をご覧ください。

 思いつくままの旅行記なので、抜けている箇所も多々。でも、これほどなきれいな場所(右写真)を紹介しないのは、ポルトガルに悪いような気がしてきました。

 オビドスは城壁に囲まれた小さな町。白壁にブーゲンビリアが垂れているさまは、カワイー、キレーイの言葉しか思いつきません。「谷間の真珠」というニックネームもあながち嘘ではありません。

 1288年、新婚旅行でオビドスに来たディネス王の妃イサベルが気に入ったので、それ以後1883年まで、王妃の直轄地でした。

 城壁で囲まれている様子がおわかりですか。奥の方の高いのが城。

 城壁の全長は1565b。高さは13b。自由行動になるやいなや、がぜん張り切ってしまう夫に従って、歩き通しました。

 この写真は両側に囲いがありますが、片方しかない道も。旅の前に捻挫をしたので、こわごわ歩きましたが、天気の良さと、町並みやブドウ畑の美しさに救われました。

 ポサーダ(国営ホテル)も建っています。すぐ満員になるそうですが、日本からも予約可能。泊まってみたいですねえ。

右は、私が好きな写真、カップルシリーズです。若い男女の散策姿。

 この頃は、まだデジカメを使っていなかったので、普通に焼いたものを、スキャナで取り入れています。もっと明るい映像だったのですよ。いずれにしても、日差しが強いので、日向と日陰のコントラストがきつくて、むずかしいです。


 オビドスはこのぐらいにして、最後に、面白い写真をお見せします。右下の写真はブティックですが、なんとローマ字で「SAYONARA」。ハリウッド映画にこの題名もありましたね。

 日本人を呼び入れたくて、日本語を使ったのか、単なるエキゾチックなものを求めたのか。さよならの意味がわかっていたら、店の名前に使う気はしないでしょうね。せめて「KONNICHIWA」にしたらいいのに・・。

 漢字をTシャツに書くのが欧米で流行っています。きわどい一文字を背中についているのを見ると、「アリャリャ」と思ってしまいますが、この際、意味は二の次なのですね。まあいいか。

 私はアラビア文字が大好き。意味がわからなくても装飾に使いたいほどですが、うっかり使って変な意味だったら困ります。憧れだけにしておきましょう。

 左下2枚は漢字グッズ。これ以外にもたくさん売っていました。「愛」の字は間違っていますが、関心を持ってくれるだけでも良しとせねばなりませんね。














     (2003年12月25日 記)


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